執着と愛着


R08
SM 158×227mm
アクリル絵具、転写シート、キャンバス
2012年

9年前の絵です。
このときはタイトルをつけることを考えすぎた結果、履歴のRと番号になりました。
綺麗な楕円への執着と、衰退していく転写シートへの愛着が作品に現れています。

なにを描くかよりは描くこと自体をひたすらに愛していました。
当時のわたしはコンセプトアートなどがとても苦手でした。
理由や答えを求められることが苦しかったし、頭で絵って描くのかなー、なんて疑問に思っていました。
インプットもアウトプットも下手だったんだろうね。

今は、様々な方法や技術をちょっとは身につけたので、タイトルもつけるし、描くこと自体も大好きな上に、そこから先で(前かもしれんが)遊ぶことができるようになりました。

表現には、やはりある程度の技術や場数が必要で、ずっと修行みたいなものをしていますが、
最近はわりと自由で柔軟でアウトプットも前ほど苦しまず、とってもしあわせです。

あ、過去作ももちろん愛しい。

「やさしい風」個展のお知らせ



くつなまい個展「やさしい風」
2021年7月2日(金)〜7月16日(金)

ちょうちょがそよそよと飛ぶよ。
緑の上に水はまるく光り、落ちたしずくは地面に還る。
風が流れる。
わたしたちの新しい風だよ。
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エステサロンにて小さな個展を行います。
どなたでも無料でご覧いただけます。

わたしの大事な場所です。

DMただいま制作中です。
今回は少部数でつくります。
ご希望の方はご連絡くださいませませ。
置いてもいいよ、てなお店の方もご連絡くださいなー。
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ヴァンサンカン・パンセ
愛媛県松山市二番町4丁目2-18
0120-230722
http://www.vansankan.co.jp

営業時間
10:00 ~ 17:00 / 月・水
10:00 ~ 19:00 / 火・土・日・祝
10:00 ~ 21:00 / 金
定休日/木曜日
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それぞれの灯り life


「life」
100×100×37mm
アクリル絵具、キャンバス
2021年

「光の波」という絵があるんだけど、その子をズームしたようなかんじ。
それぞれの灯り。線になる前のまるだよ。
あたたかい灯りの中、きみとごはんを食べる。そして眠ろう。

▽「光の波」を描いてた時の言葉たち▽
目をつぶった先にみえたもの

音は光だった。
きみやわたしを照らす小さな光。
黄色い線がみえる。
流れ星みたいに、稲妻みたいにわたしたちの上を通った。
ここは世界の端。現実と夢の間。
でもわたしたちちゃんと生きてる。

【展示のお知らせ】
7月2日ー16日 松山で個展します

6月は緑なの


こちらは2020年の「6月」という絵です。
旅立ったので手元にはありませんが、大好きな子。
今年の緑はもう少しくすんでそう。
6月はさー、緑なんだよなー。
多分さー、青とかグレーなんだけどさ、わたし緑なんだよなー。
カーキっぽいかんじも含めて。5月とはまた違うけど緑なんだよ。

【展示のお知らせ】
7月松山で個展します

美しくなるよ


「冬のカケラ ー赤ー」
100×100×35mm
アクリル絵具、キャンバス
2021年

個展「この世界でわたしをみつけて」にて初お目見えした作品です。
描いたときは冬から春にかけてグラデーションしていたの。
冬の気配を忍ばせて、春となる。
そして春はまた夏の気配を感じさせる。
そうして、少しずつ地層のように日々をつなぐ。
毎日が深く美しくなる。

白昼夢


起きているんだけど眠っているようで、眠ってるようで多分起きていた。
きみの意識にわたしがまぎれこんで、きみのみせてくれる世界で漂っていた。
わたし湖の上の浮き輪みたいにプカプカ浮いていたの。
景色はぼやけながらも鮮やかだったよ。滲んでいたの。

「白昼夢」一部
F0 140×180mm
アクリル絵具、キャンバス
2021年

階段から音楽が聴こえる



階段の壁です。
絵を飾るのは普通のことで、わたしの家にはどこかしこに絵があるよ。
気分で入れ替えたりします。
楽しいよ。

▽今回の作品はこちら▽
「集う」
S4 333×333mm
アクリル絵具、オイルパステル、キャンバス
2018年

フクロウさんをテーマにした企画展に参加した際の絵です。
テーマありき、形あるものへの挑戦でした。
わたしが描いたらフクロウさんはこんなんなった。
わたしたちのしらない世界できっと話してるんだね。

絵の前できみは話す


絵の前できみは話す。
そしてきみの記憶を共有する。

絵はわたしたちをうつす。

たわいもない会話をする。
絵はわたしたちの記憶を思い起こさせ、きみの楽しいことや辛いこと、今日はいい天気だね、なんて話をする。

絵は世界だから。
世界の前で世界だけをみることが重要なわけではない。
世界できみがうつって、きみは思いを巡らせ、そしてわたしは疑問に答えたり、傾聴したり、話したりする。

正解なんてない。
こうしなければならないなどという取り決めがあるのならば、そもそも芸術は必要ではないでしょう。
別でやればいいだけのこと。

わたしはただの作家です。
みる人の意識や在り方をコントロールすることはない。
あなたはしあわせになったり、考えたり、はたまた不快になったりする。
わたしの思う作家とは、そういう環境を作品を通してつくる人です。

話したい人は話したらいいんだよ。