6月は緑なの


こちらは2020年の「6月」という絵です。
旅立ったので手元にはありませんが、大好きな子。
今年の緑はもう少しくすんでそう。
6月はさー、緑なんだよなー。
多分さー、青とかグレーなんだけどさ、わたし緑なんだよなー。
カーキっぽいかんじも含めて。5月とはまた違うけど緑なんだよ。

【展示のお知らせ】
7月松山で個展します

わたしのこと


新しい試みちゃんたち

5月頭から絵を描けていなくて、結構きつかったなぁ。目眩もだけど、離人感も出てたもん。
描き始めたら最高、わたしが戻ってきた。
やっぱ好きだよ。
わたしはいつも時間の中いっぱいいっぱいだけどね、描けないと頭と心のバランスがうまくとれなくなる。
日々でたまったなにかを、とりあえず持ち越して今日を生きる。
描ける日のためにお腹の中にためる。
(昔は時間が今よりはあったし、描かないと存在できなかったりもしたからすぐに描いてたけどね。)
描くときに、ふぁーと吐き出すの。
それは吐瀉物ではなくてね(昔はそれもあったかもね)、空気みたいなもの。深呼吸するかんじよ。そしたら楽になるの。
わたしってかんじ。

【展示のお知らせ】
7月松山で個展します

世界との対話なの


平面以外に描くのとか、ミクストメディアとか、自分がするのはズルい気がして数年避けていたのだが、そこに木があったからねぇ、描かずにはおられんかったよね。
そうそう、わたしティーンの頃、なんにでも絵描いてたのよ。
はみ出しちゃうからさ。
絵はそらで出来る。
みえた時点で、衝動はとまらないのよ。
形にならず、言葉にならない、空気みたいなものの正体を描くよ。
それ多分わたしと世界の対話なの。

美しくなるよ


「冬のカケラ ー赤ー」
100×100×35mm
アクリル絵具、キャンバス
2021年

個展「この世界でわたしをみつけて」にて初お目見えした作品です。
描いたときは冬から春にかけてグラデーションしていたの。
冬の気配を忍ばせて、春となる。
そして春はまた夏の気配を感じさせる。
そうして、少しずつ地層のように日々をつなぐ。
毎日が深く美しくなる。

白昼夢


起きているんだけど眠っているようで、眠ってるようで多分起きていた。
きみの意識にわたしがまぎれこんで、きみのみせてくれる世界で漂っていた。
わたし湖の上の浮き輪みたいにプカプカ浮いていたの。
景色はぼやけながらも鮮やかだったよ。滲んでいたの。

「白昼夢」一部
F0 140×180mm
アクリル絵具、キャンバス
2021年

階段から音楽が聴こえる



階段の壁です。
絵を飾るのは普通のことで、わたしの家にはどこかしこに絵があるよ。
気分で入れ替えたりします。
楽しいよ。

▽今回の作品はこちら▽
「集う」
S4 333×333mm
アクリル絵具、オイルパステル、キャンバス
2018年

フクロウさんをテーマにした企画展に参加した際の絵です。
テーマありき、形あるものへの挑戦でした。
わたしが描いたらフクロウさんはこんなんなった。
わたしたちのしらない世界できっと話してるんだね。

絵の前できみは話す


絵の前できみは話す。
そしてきみの記憶を共有する。

絵はわたしたちをうつす。

たわいもない会話をする。
絵はわたしたちの記憶を思い起こさせ、きみの楽しいことや辛いこと、今日はいい天気だね、なんて話をする。

絵は世界だから。
世界の前で世界だけをみることが重要なわけではない。
世界できみがうつって、きみは思いを巡らせ、そしてわたしは疑問に答えたり、傾聴したり、話したりする。

正解なんてない。
こうしなければならないなどという取り決めがあるのならば、そもそも芸術は必要ではないでしょう。
別でやればいいだけのこと。

わたしはただの作家です。
みる人の意識や在り方をコントロールすることはない。
あなたはしあわせになったり、考えたり、はたまた不快になったりする。
わたしの思う作家とは、そういう環境を作品を通してつくる人です。

話したい人は話したらいいんだよ。