お腹の中から色が臓物のように溢れてきていた。 2021年9月7日2021年9月12日 | kutsunamai お腹の中から色が臓物のように溢れてきていた。 わたしの指は、速く、そしてなだらかに彼の皮膚をすべった。 わたしの中は音楽が鳴り続け、関係がないかのように彼は独自に呼吸をする。 生きているからだ。 わたしの会話。彼の生き方。身体の言葉。社会との無言の繋がり。 みんな腹ん中はわかんないよ。 欺瞞とかめんどくさいこととかえげつないこととか抱えて、嘘もきっとあるだろうよ。 でもやっぱ美しいんだよ。 くつな まい zoo(kunstkammer) 宮﨑 圭祐 VTR近日公開予定